健康運動指導士養成の講習会
このページでは健康運動指導士を、養成するための講習会についてお話します。
健康運動指導士の資格を取得するためには、講習会を受けることは必須です。
そこで、その講習会について掘り下げてみました。
健康運動指導士になるための講習会とは、どんな内容なのか一緒に勉強してみましょう。
>>健康運動指導士演習問題集など〜資格試験対策に関する本
健康運動指導士養成の講習会と受講資格
まず、健康運動指導士についてお話します。今、話題のメタボリック症候群は、日本人の死因の上位である脳卒中や心疾患など、血管が弱くなったり、つまったり、破れたりすることで起きる、病気の主な原因となっています。これらの症状に対する、予防・改善策は、運動不足を解消し、適度な運動を習慣化することにあります。そのサポートをするのが、健康運動指導士の役目です。
健康運動指導士は医学的基礎知識、運動生理学の知識をふまえたうえで、個々の人々に対して安全かつ、効果的な運動プログラムを作成・指導することが使命です。さて、この健康運動指導士の資格を取るための方法ですが、はじめに健康運動指導士養成講習会を受講しなければなりません。それから、健康運動指導士認定試験に合格したのちに、健康・体力づくり事業財団に登録申請することになります。
しかし、受講資格は誰にでもあるわけではなく、保健師又は管理栄養士の資格を持っている人、あるいは4年制体育系大学(教育学部体育系学科を含む)及び、医学部保健学科の卒業者(卒業見込者を含む)であること等、一定の条件を満たしている者にしか与えられません。そして、この康運動指導士養成の講習会は、健康・体力づくり事業財団が実施しており、120単位、180時間にわたって行われます。
また、その120単位には、保健師、管理栄養士、4年制体育系大学の卒業生、健康運動実践指導者、特定施設実務経験者は、単位免除があるそうです。
では、実際の康運動指導士養成の講習会の内容はと言いますと・・・健康管理概論、健康づくり施策概、能解剖とバイオメカニクス、生活習慣病、健康づくり運動の理論、運動障害と予防、健康づくり運動の実際、運動生理学、体力測定と評価、救急処置、運動プログラムの管理、運動負荷試験、栄養摂取と運動、運動行動変容の理論と実際、運動と心の健康増進などがあるということです。
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