いぼ痔の最新治療法・・・注射1本、切除手術必要なし!
イボ痔を切らずに注射1本で治すという、とても画期的な治療法ができました!
しかも、保険も利き、再発もなく根治が可能というのです!なんて素晴らしいんでしょう。
いぼ痔でお悩みの方にとっては、とても嬉しいニュースではないでしょうか!?
そこでここでは、この最新の切らないイボ痔治療法を掘り下げて調べてみました。
いぼ痔でお悩みでしたら、あなたも少し一緒に勉強してみませんか?
たぶん、あなたのプラスになると思います。
いぼ痔の画期的治療法・・・切らずに注射1本、手術の必要なし!
いぼ痔は「痔核(じかく)」とも呼ばれ、痔をもつ人の中で、男女の性別を問わず一番多いと言われています。イボ痔の症状は、内痔核と外痔核の2種類があり、肛門内部の血管のうっ血によって粘膜下部分(肛門の内側部分)が大きくなることで、血が出たり患部が肛門外に飛び出したりします。これが肛門の奥の方の直腸にできたものを「内痔核」と呼び、肛門より外側にできたものを「外痔核」と呼んでいます。
さて、イボ痔の新しい治療法のお話に戻りますが、これはイボ痔でも内痔核の方に適用されるようです。内痔核の場合は、どうしても薬では出血が止まらなかったり、患部が肛門の外へ出たまま戻らなかったりするといった重症の患者さんに対しては、今までは手術が行われていました。これが、この最新の治療法では、いぼ痔の重症の内痔核でも、切らずに注射1本で手術することなく治せるというのです!
そのイボ痔の治療法は、「ジオン」と呼ばれる硬化剤を内痔核に注射するもので、4週間後には重い内痔核の患者さんのうち、約94%もの人に内痔核の消失が認められたと伝えられています。これは、いぼ痔の切除手術並みの効果ではないでしょうか?この最新いぼ痔治療のやり方は・・・・「ジオン」を注射した後、麻酔が切れるまで安静にしておきます。その後は、2〜5日以内に内痔核が縮小を始めて肛門の中に収まり、同時に出血も止まると言われています。
それからさらに、1週間〜1ヶ月ほど経つと内痔核は完全に縮小され、固定されてしまうのだそうです。肛門に注射をする治療と言うと、「痛い、怖い」というイメージをもつ人も多いかと思いますが、注射するのは痛みを感じない痔核の部分のみなので、痛みは無く、出血の心配もほとんどないそうです。それと、この最新いぼ痔治療は入院期間も従来の約3分の1と短く、症状によっては日帰りで済むこともあるということです。
また、このイボ痔治療は健康保険も適用されるため、治療費は2〜3日の入院費も含めて約5万円だそうです。この最新治療を行ってから、1年間の再発率は16%ぐらいと報告されていますが、治療後のケアに気をつければ、それほど問題はないと思われます。ただしこの治療法は、いぼ痔でも外痔核の人は、ジオンを投与すると痛みが強く出るため向きません。それと安全性の面から、このいぼ痔治療法が向いていない方もいらっしゃるようです。
たとえば、お子様や妊婦さん、それから授乳中の女の人や、裂肛の痔(切れ痔)や痔ろう(あな痔)の人です。