切れ痔になる理由
データなどによると、「日本人の3人に1人は痔にかかっている」あるいは、「痔になる可能性がある(痔の自覚症状がない)」といわれます。
特に近頃では食生活や生活習慣の乱れが原因で、痔にかかりやすい人が増えているそうです。
また痔は恥ずかしい病気で、痔にかかっている人なんて少ないだろうと思っている人が多いようですが、実は痔は珍しくもなければ、特別でもなく、恥ずかしい病気でもなんでもありません。
ちょっと前まで、痔は男の人、特におやじさんのなるような病気だというイメージでしたが実は違います。
近年は女性の患者さんも増加し、今では男女差はほとんどなくなっているそうです。
このページでは、切れ痔の原因についてお話いたします。
きれ痔・・・「切れ痔の原因」について
きれ痔になる原因は・・・・以下のようなことが考えられます。
キレ痔の一番の原因は、便秘です。
便秘になると便が固くなり、その硬い便を排便する時に肛門の外壁を傷つけてしまうからです。
この悪循環が慢性化した切れ痔をつくり出すのです。
せっかく自然治癒力や、治療薬でキレ痔が治りかけているのに、便秘すると改善されるどころか、症状がさらに悪化してしまいます。
ですから切れ痔は、便秘を解消することが何よりの治療法と言えるでしょう。
次は下痢です。意外かもしれませんが、下痢もキレ痔の大きな原因になるそうです。
それは、下痢になると便が勢いよく肛門から出るので、その時に肛門の粘膜を傷つけたり、炎症を起こしたりするのだそうです。
また、産まれつき肛門が狭い人は当然、排便をする時に肛門管が切れやすいので、切れ痔になりやすいと言われます。
事実、切れ痔の人は、産まれつきこの肛門が狭いことが多いそうです。
そして、そのことが一番の原因とも言われています。