産後の痔・生理中の痔
妊娠中の痔だけでもつらいのに、出産後もまた痔になりやすくなると言うのです。
それから、生理前や生理中も痔になりやすいそうで・・・えぇ、ホントに女性は大変ですね。
・・・・・では、なぜ産後や生理の時は、なぜ痔になりやすいのでしょうか?
このページでは、産後や生理時に痔になる理由や症状、その対処法などを書いてみました。
産後や生理中に痛い痔になってしまい、不快な想いでお過ごしでしたら、あなたも少し一緒に勉強してみませんか?少なからず、プラスになると思います。
産後の痔・生理前、生理中の痔
★産後に痔になる理由と症状・対処法
出産後、痔になりやすくなるのはなぜでしょうか?
それは、出産後は腹筋が緩むため、弛緩性の便秘(しかんせいべんぴ)になりやすいからです。それと、お子様に授乳するため、体内が水分不足になりやすくなり、その結果、便が硬くなってしまいます。
すると、排便する時に肛門の外壁を傷つけてしまうため、切れ痔になりやすくなるのだそうです。
ですから、治療というか対処法としては、産後は普段より多めに水分を補給することも一つですね。
それから、ストレスも痔になる原因の一つと言われます。
出産後は育児などでストレスが溜まりやすいために、痔になりやすくなるのだそうです。
お散歩や軽い運動をしたりして、なるべくストレス発散を心がけましょうね。
★生理時に痔になる理由と症状・対処法
生理前に痔になるのは、なぜでしょうか?
それは、「生理前」も妊娠中と同じく、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになるからだそうです。
黄体ホルモンの分泌が盛んになると、便秘になりやすくなり、便秘になれば便が硬くなりやすくなる・・・すると、排便時に肛門の外壁を傷つけやすくなるため、その結果、切れ痔にもなりやすくなる・・・・というわけです。
この場合の対処法は、生理前には水分補給を忘れずにすることです。
水分をたくさん補給して便秘を防ぐことが、痔の予防に繋がります。
さらに、生理前だけでなく生理中、生理自体で肛門内に炎症を起こしてしまい、痔になることもあるそうです。
こうなると、予防は困難になってしまいますので、痔の症状が出てしまったら、自己判断での治療は行わず、恥ずかしがらないで肛門科などへ行きましょう。
痔の専門医で診察を受け、症状が悪化する前に治すことが大切だと思います。