キレ痔の治療法

キレ痔を改善するには早めの治療が大事！

きれ痔は初期段階に適切な治療を続ければ、完治することも珍しくないそうです。
慢性化すると治療が長びいたり、手術が必要になることもあります。

また、痔の中で一番治りにくいとされる痔ろう（穴痔）に繋がることもあるのです。
ですからキレ痔の疑いがある人は恥ずかしがらず、早めに適切な治療を行うことが、完治への近道と言えるでしょう。

切れ痔・・・「きれ痔の治療法」について

キレ痔の治療法は・・・・？
切れ痔の治療法は、まず、自分のきれ痔の原因をつきとめる事から始めましょう。
なぜなら、キレ痔の原因によって治療法が違ってくるからです。

◆きれ痔の原因が便秘の場合
キレ痔の原因が便秘なら、当然、便秘を解消することが痔の改善につながります！
適度な運動をしたり、食物繊維をたくさん摂ったり、水分も多めに摂るなどして、とにかく便秘を一日も早く治すことが必要です。
もし、便秘解消のために下剤を飲むなら、きつい下剤は避けましょう。
下剤が効きすぎると、今度は下痢になってしまい逆効果になることがあるからです。

◆切れ痔の原因が下痢の場合
きれ痔の原因が下痢なら、まず、その下痢の原因をつきとめましょう。
ストレス性のものなのか、単に冷たいものを食べ過ぎただけなのか、脂肪分や辛いものの摂り過ぎなのかなど、原因はさまざまなのです。
それから、その下痢を改善する方法を考えましょう。

◆塗り薬（軟膏）を使って治療する
切れ痔も初期段階なら、便秘や下痢といった直接の原因を取り除くことと同時に、塗り薬を使って治療していく方法もあります。
この塗り薬は薬局やネットショップで、市販されているものでもかまわないそうです。

◆手術して治療する
しかし、キレ痔が慢性化して潰瘍やポリープができてしまったり、医師の指導による治療を続けて数ヶ月たっても症状が改善されない場合は、手術が必要なこともあります。
それから、産まれつき肛門が狭い人や、肛門狭窄が起こり肛門が狭くなってしまった人も、手術して肛門を広くしなければ、キレ痔が完治することは難しいそうです。